所属部署「クラウド開発室」で困ったただ一つのこと
寺尾です。
2016年から大きく切り換えたことがあります。
メインPCをWindowsからMaxOSXへ乗り換えました。 ちょっと、Windows10やSurfaceには心を引かれながらも、発売時期などのタイミングも左右し 会社と自宅で使うPCをMacにしました。まだ、自宅のデスクトップはWindowsですが。
会社から支給されたMacOSXは、バージョン10.11.2 「El Caption」でした。最新のOSなのは当然でしょう。 むしろ嬉しく使っていました。
しかし、先日ある問題が発生しました。ファイルサーバーにあるクラウド開発室のフォルダにアクセスが出来ないんです。 同僚(Windows)はアクセスできると言っていますし、情シスに聞いても権限は付与されていると言います。
1日放置したんですが、どうしてもアクセスできないと面倒なので、いろいろと調べみると、El Captionの日本語の扱い方が特殊であるための問題である事が分かりました。
UTF-8には、NFC: Normalization Form Canonical Compression と、NFD: Normalization Form Canonical Decompressionの二つがあるそうです。初めて知りました。NFCはLinuxやWindowsで利用されており、NFDは、MacOSXで利用されています。
「NFC」は1文字を1文字で扱うのですが、OS Xで使われる「NFD」は濁点・半濁点を本体と分離して管理するそうなのです。そのため、相手のエンコードが異なっていると、UTF-8で同じ文字のように見えても接続できないと言った問題が発生します。
濁点・半濁点といえば、、、、
「クラウド開発室」
そうなんです。部署名に濁点が入っているんです。自分の部署のフォルダにアクセスできなくて困っていたのは、このせいでした。
幸い mount_smbfs コマンドでつなげばマウントできることが分かったので、OSが起動したらファイルサーバーを接続するシェルスクリプトを書いて解決しました。
が、、、Macは早くこの問題を解決して欲しいですね。
当面の間、部署名に濁点のある方は注意しましょう笑
解決には以下のサイトを参考にしました。 ありがとうございました。